純烈、コロナ禍で“分裂”模索も リーダー酒井「2年くらいステージできないと思っている」

[ 2020年5月21日 22:33 ]

(左から)「純烈」の酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、小田井涼平
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 4人組歌謡グループ「純烈」が21日放送のフジテレビ「直撃!シンソウ坂上」(木曜後9・00)に出演。新型コロナウイルスの影響でコンサートの開催が困難になり、危機に陥っていることを明かした。

 純烈は2年連続で紅白歌合戦出場を果たし、年間450公演という多忙を極めていたが、コロナ禍で100以上のイベントが中止・延期になり「2月27日から1回も歌っていない」という。リーダーの酒井一圭(44)があるインタビュー取材で語っていた“純烈を分裂”という言葉に触れ、MCの坂上忍(52)が「あれネタじゃないの?」と質問すると、酒井は「ネタじゃないです」といい「僕の感覚では2年くらいステージできないと思っていて」と予測しているという。

 坂上が「純烈は“濃厚接触”だもんね?」と指摘すると「そうです。ライブ中にお客さんのところに行って握手するのも、ライブ終わってからの写真撮影も。ファンのみなさんが待ってくれているが、全国移動できない、握手もできない、ハグもできない、歌も歌えない。これからの2年間『どうやって飯を食っていく?』ってなって」とメンバーで話し合いが行われたという。

 そんな中、メンバーからある提案が。「何かあったら一人一人分裂して、またくっ付いて歌うもいいし」。実は純烈のメンバーは結成前、それぞれ俳優として活動していた。紅白出場という目標を果たした今、酒井は「それぞれ俳優の道もあるんじゃないのか」と模索しているという。

 活動の再開については「どうしても健康センターから始めたい。無観客の大広間から配信できたらとは思っていて。ワクチンができて呼んでもらえるようになったら、また全国回れたらなと」と展望を語った。

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2020年5月21日のニュース