「鬼滅」効果だ!LiSA「紅蓮華」サブスク史上5曲目の1億回再生突破 CD+DLミリオン達成

[ 2020年5月21日 05:30 ]

歌手のLiSA
Photo By スポニチ

 歌手のLiSA(32)が歌う人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華(ぐれんげ)」が20日までに、サブスクリプション(定額聴き放題)の各サービスの総再生数が1億回を突破した。所属レコード会社が同日、発表した。1億回超えはサブスクで大ヒットとされている。Official髭男dismの「Pretender」「宿命」、あいみょん(25)の「マリーゴールド」、King Gnuの「白日」に続く史上5曲目となった。

 「紅蓮華」は昨年10月、サブスクの各サービスに配信され、ユーザーの聴き放題が可能になった。LiSAが昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場し、同曲を披露したことで再生数を伸ばした。

 1億回を突破したのは、外出自粛期間中の“鬼滅効果”が大きく影響した。先月、AbemaTVで「鬼滅の刃」のアニメ26話が無料配信され、さらにほかの動画配信サービスでも再放送されたことで鬼滅ファンが急増。現在も書店でコミックの売り切れが相次いでいるほどだ。

 このアニメ26話のオープニング主題歌は全て「紅蓮華」。昨年の紅白に続いて、LiSAの勇ましい歌声がお茶の間に広がった。音楽関係者は「ものまね番組で紅蓮華を歌うLiSAがまねをされるようにもなってきた。ロングヒットになりそうだ」と話した。

 所属レコード会社によると、CDセールスは10万枚、有料のデジタル配信は90万ダウンロードに達し、合算でミリオンセールスを達成した。「紅蓮華」は昨年4月にデジタル配信され、同7月にシングルで発売され、各配信サイトのランキングで38冠を記録。今月4日付のオリコン週間デジタルシングルランキングでは“鬼滅効果”で返り咲きの1位を獲得している。

続きを表示

2020年5月21日のニュース