吉村府知事、感染者数データは「3つの指標を重視」 世界でも重視している「陽性率」

[ 2020年4月30日 18:10 ]

大阪市北区の毎日放送社屋
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 大阪府の吉村洋文知事(44)が30日、MBS「おうちにいようよ ちちんぷいぷい&ミント!」(月~金曜後1・55)にリモート出演。日ごとに発表される新型コロナウイルスの感染者数データについて「3つの指標を重視している」と言及した。

 大阪府の感染確認と陽性率の変化を示したグラフが画面に映り、現状についてコメントを求められると、「僕たちは3つの指標を重視している。1つが陽性率、2つ目が陽性者の数、3つ目が陽性者数の中の感染経路不明の数です」と返答。

 「例えば感染者の方が80名いたとして、検査が100件で80名なのか、1000件やって80名なのか。同じ陽性者数でも陽性者の割合、陽性率によって市中にどれぐらい広がっているかが予測できる。世界でも陽性率は重視している数値」と述べた。

 「緊急事態宣言が出てから徐々に数字が下がっているのは、一定の効果が出ていると思っている。大阪では感染経路不明の数字も少しずつ下がってきているので、多くの府民の皆さんにご負担をお願いしていることが、感染の爆発拡大を抑えつつあると思う。ただ、このゴールデンウイークは油断できない、そういう状況だと分析しています」と説明した。

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2020年4月30日のニュース