赤江珠緒アナ肺炎で入院 コロナ発症後自宅療養も再検査で発覚「あのままにしていたら…怖い」

[ 2020年4月30日 05:30 ]

コロナ感染で入院したことが分かった赤江アナ
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 新型コロナウイルスに感染したフリーアナウンサーの赤江珠緒(45)が、29日放送のTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」に寄せたメッセージで、肺炎で入院していることを明らかにした。感染を調べるPCR検査で陽性だったことを18日に公表していた。

 赤江の発症は15日。当初の診断は「軽症」だった。味覚障害やせきはあったが、エックス線検査では肺炎の症状は見られなかった。ただ、37・5度ぐらいの発熱が10日ほど続き、医師の勧めで再検査したところ、肺炎を起こしていることが発覚。即入院となった。

 赤江は24日未明に入院。メッセージの中で「発症から11日目の入院」としたが、関係者は「入院したのは23日の夜中。日付は24日」と明かした。現在は微熱で、胸の痛みやせきの症状があるという。投薬や点滴による治療を受けている。赤江の家族では、テレビ朝日「報道ステーション」のスタッフである夫が先に感染。同番組の富川悠太キャスター(43)が感染し、夫も11日ごろから症状が見られ、その後に発症した。このため赤江は13日からラジオ出演を控え、自宅で待機。自身の感染が発覚した後も、軽症で2歳の娘もいることから自宅で療養を続けていた。

 先に入院した夫は27日に退院した。当初は40度近い熱が続き、肺炎が重症化。赤江は「一時は深刻な事態になりかけました」とも明かした。その後快方に向かい、PCR検査で2度の陰性となった。また、当初から陰性だった娘は「元気で何の症状もない」(関係者)といい、夫と自宅で生活している。

 赤江は医療従事者への感謝の気持ちを示した一方で「悪化しているのかを自分で判断するのはかなり難しい」と吐露。外出自粛で簡単に病院にも行けないことから「自宅療養を続ける気持ちの方が大きかった」と明かした。だが再検査で即入院となってしまった。「あのままにしていたらと思うと少し怖い」と心境をつづった。

 自身のように発症後、10日ほど経過して悪化する例も散見されることから「軽症の方も数日後に再び肺の検査を必須でできるような体制ができないだろうか…。そうすれば救える命も増えるのでは」と指摘した。

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2020年4月30日のニュース