「ミス日本」52代目GPに慶大生・小田安珠さん「令和の時代を引っ張っていけるよう」2525人の頂点に

[ 2020年1月20日 14:09 ]

「第52回ミス日本コンテスト2020」グランプリに輝いた小田安珠さん(撮影・小海途 良幹)
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 「第52回ミス日本コンテスト2020」(スポーツニッポン新聞社後援)が20日、東京・新宿の京王プラザホテルで開催され、最終選考に残った13人から、小田安珠さん(21=慶大文学部人文社会学科3年)さんが52代目のミス日本グランプリに輝いた。

 グランプリの名前が呼ばれると驚きと感激の表情を浮かべた小田さんは「感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい賞をくださった方に感謝の気持ちを伝えたいです」と笑顔。「番号を呼ばれたときからまだ少し夢見心地なんですが、喜びと同時に、たすきをいただいた時に責任感を感じました。私だけでなく、ここにいる13人で令和の時代を引っ張っていける女性になれるように努力してまいります。応援してくださった皆さん、ありがとうございます」と感謝を繰り返した。

 今後については「自己PRで伝えるということを頑張っていきたいと申しました。ですから、今まで磨いてきたことでしたり、たくさんの方にこれから教えていただくことを役割を魅力的に伝える役割を担っていると思っています」と意気込み。一番伝えたい人は「会場に来てくれている母です」と小田さん。「ずっと探していたんですけど、見つからずどこにいるかわからないんですけど」とキュートに笑いつつ「私の思い付きの人生だったり、やりたいことをすべていいよ!と背中を押してくれた母に『ありがとう』といいたいです」と声を震わせた。

 小田さんは、3歳から始めたクラシックバレエはキャリア18年。昨年は学生キャスターや旅番組のリポーターを経験した。映画「インディ・ジョーンズ」の影響を受け、大学では考古学を専攻。古墳時代の埴輪(はにわ)を研究中で、「優しく、凜(りん)とした雰囲気を持つ」アナウンサーを目指している。

 ミス日本「水の天使」には中村真優さん(21=独協大法学部総合政策学科2年)、ミス日本「みどりの女神」には井戸川百花さん(19=中大経済学部経済学科2年)、ミス日本「海の日」には森谷美雲(みう)さん(20=山形大人文学部社会学3年)、ミス日本「ミススポーツ」には田中絵梨果さん(22=慶大環境情報学部環境情報学科3年)、ミス日本「ミス着物」には青木胡杜音(ことね)さん(19=日本工学院専門学校蒲田校)が、それぞれ選ばれた。

 女優の山本富士子(88)藤原紀香(48)らを輩出した伝統ある、日本最高峰の美のコンテスト「ミス日本コンテスト」。今回の応募者は2525人で、決定コンテストには全国4地区から選ばれた13人が参加。水着審査、ドレスなどに加え、自己PR、質疑応答などを経て、「利他の心で行動する健康美人」をテーマにミス日本にふさわしい女性が選出された。

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