花咲いたミスター伝説 立大でOBの徳光、関口、みの、古舘がそろい踏み トークショーで全開

[ 2018年11月19日 05:50 ]

学生時代の写真パネルを背にトークセッションを行う徳光和夫(撮影・ 久冨木 修)
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 東京都豊島区の立教大で18日、「池袋キャンパス100周年記念式典」が開かれ卒業生の名司会者4人がトークイベントを行った。徳光和夫(77)=63年卒=、関口宏(75)=66年卒=、みのもんた(74)=67年卒=、古舘伊知郎(63)=77年卒=の4人。同校野球部OBの巨人軍・長嶋茂雄終身名誉監督(82)の話題など、思い出話に花を咲かせた。

 最も盛り上がったのが長嶋氏の「第8号ホームラン」。1957年(昭32)11月3日、4年生だった長嶋氏は慶大戦で当時の六大学野球新記録となる通算8本目の本塁打を放った。偶然にもこの時、神宮球場で徳光、関口、みのが応援していた。

 徳光は「高2の時にホームランを見て、この人の後輩になりたいと思った」と回顧。後に日本テレビアナウンサーとして長嶋氏と懇意となったが「長嶋さんと出会ってなければ立教を受けてない」と語り、運命的な出会いに感謝した。

 関口とみのは当時、立教中の生徒。関口は「僕も見た。レフトスタンドにライナー性で入ったのが8号」。みのは「見に行くと良い場面で必ず打つ」と話し、長嶋氏の活躍にほれぼれ。一方、当時2歳だった古舘は、この打席の実況を高校時代に丸暗記していた。壇上で臨場感たっぷりに再現し、聴衆から拍手を浴びた。

 公の場でこの“BIG4”がそろうのは初めて。1時間半にわたり、単位取得の秘話など爆笑トークを繰り広げた。終了後に徳光は、夏に体調を崩し現在リハビリ中の長嶋氏について「かなり回復されていると聞いた。もう一度姿を見せようとリハビリに取り組んでおられると思う。今度、4人でそろって長嶋さんと食事をしたいと思っています」と話した。

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