「イッテQ」平均視聴率16・5% 社長謝罪後、初の放送も根強い人気

[ 2018年11月19日 09:35 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)が18日に放送され、平均視聴率は16・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。やらせ疑惑が報じられてから初の放送となった11日の視聴率は16・6%。今回は、同局の大久保好男社長が騒動を謝罪して以降、初めての放送だったが、あらためて根強い人気を示した。

 番組冒頭には、祭り企画についてやらせ疑惑が持ち上がり騒動になっていることに関し、「視聴者のみなさまに疑念を抱かせご心配をおかけする事態に至ったことについて深くお詫(わ)び申し上げます」などと約1分15秒間にわたって文字とナレーションで謝罪。15日に大久保氏が発表した通り、祭り企画の休止も報告した。

 問題となっているのは、宮川大輔(46)が世界各国の祭りで行われる競技に挑戦する企画。そのうちラオスの「橋祭り」、タイの「カリフラワー祭り」が実在しないと8日発売の週刊文春などに指摘され「ヤラせ」「でっち上げ」と批判された。

 大久保氏は15日に都内で、会長を務める日本民間放送連盟の定例会見に出席。番組に関する質問を受け「疑念を生み、ご心配をおかけする事態となりました。申し訳なく思っております」と頭を下げた。やらせに関して「制作陣に意図はない」と否定。「批判は真摯(しんし)に受け止める」として、当面は祭り企画の放送を休止することを発表していた。

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2018年11月19日のニュース