左とん平さんがキスを…加藤茶 結婚式でのエピソード明かす「憎めない人」

[ 2018年4月3日 16:03 ]

左とん平さんお別れの会に参列した加藤茶
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 2月24日に心不全のため80歳で死去した俳優・左とん平(ひだり・とんぺい、本名肥田木通弘=ひだき・みちひろ)さんのお別れの会が3日、東京・青山葬儀所で営まれた。発起人代表で盟友の里見浩太朗(81)や加藤茶(75)、北大路欣也(75)、堺正章(71)、水谷豊(65)ら900人が参列した。

 弔辞を読んだ加藤はお別れの会後の囲み取材で「すごいショック」と思いを吐露。50年来の付き合いで左さん、2012年に亡くなった小野ヤスシさんと三兄弟と呼ばれていたことを告白。「三兄弟と呼ばれていたのはうれしいですけど、兄貴が2人逝っちゃうとさびしいですよね」と肩を落とした。生前の思い出を問われると「2回目の結婚の時に45歳下の若いカミさん(綾菜さん)をもらったですけど。結婚式の時、酒で酔っ払ってあいさつを忘れて、カミさんに『俺チューするから』って言ってきた」と苦笑い。「カミさんにせまってチューしてました。私より先にやりやがった!と思ったけど、でも憎めない人。初めての浮気だった」と明かして、故人を偲んだ。

 また「西遊記」で共演した堺は「左さんが新人の頃に父親(駿二さん)と親交があった」ことを明かし、「長年の歴史があるので、ただの共演者じゃない」と話した。最後に左さんに伝えたいことを問われると「向こうに行ったら親父に会っておいて。親父によろしくって伝えて」と語り、「天国で劇団を作ったらいい、向こうは名役者がそろってる。こっち負けちゃうね。そう思わないとちょっと…」と別れを惜しんでいた。

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