「半分、青い。」初回21・8%!朝ドラ2作連続大台突破 前3作超え好発進

[ 2018年4月3日 09:55 ]

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインを務める永野芽郁
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 女優の永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)が2日、スタートし、初回の平均視聴率は21・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。全話平均視聴率20・1%を記録した前作「わろてんか」を引き継ぎ、2作連続での朝ドラ初回20%超えの好発進を果たした。

 朝ドラ初回の視聴率は、「あまちゃん」(13年前期、20・1%)から8作連続して大台超え。しかし、「ひよっこ」(17年前期)は初回19・5%。「純と愛」(12年前期、19・8%)以来9作ぶりの大台割れとなった。それでも、徐々に数字を上げると、その終盤の好調の流れから、続く「わろてんか」が初回に20・8%と2作ぶりに大台を突破。今作も20%超発進で続いた。

 「半分…」の21・8%は、「とと姉ちゃん」(16年前期)の22・6%には及ばなかったが、前作「わろてんか」(20・8%)、「ひよっこ」、「べっぴんさん」(16年後期、21・6%)の前3作を上回った。

 岐阜県と東京を舞台に、病気で左耳を失聴した楡野鈴愛(にれの・すずめ)が高度経済成長期の終わりから現代を七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げる姿を描く。

 朝ドラ通算98作目。フジテレビ「素顔のままで」「ロングバケーション」「空から降る一億の星」やTBS「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の名作を生み“ラブストーリーの神様”と呼ばれるヒットメーカー・北川悦吏子氏のオリジナル脚本。演出は田中健二氏ほか。

 初回は、1971年、岐阜県の田舎町で小さな食堂を営む楡野家の晴(松雪泰子)は新たな命を授かっていた。陣痛が始まり大騒ぎとなるが、夫の宇太郎(滝藤賢一)は妻の手助けもできずにオロオロするばかり。同居する宇太郎の父・仙吉(中村雅俊)と母・廉子(風吹ジュン)も孫の誕生を待ちわびる…という展開。物語は“ヒロインの胎児時代”からスタート。朝ドラ史上初となる胎児のヒロインがCG映像で登場すると、インターネット上には「天使みたい」「第1話で生まれないw」などと反響が相次いだ。

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2018年4月3日のニュース