大泉洋 予定通り!?の主演映画化も「難しい 今更後悔しております」

[ 2018年4月3日 05:30 ]

「騙し絵の牙」の著者・塩田武士氏(左)と大泉洋
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 俳優の大泉洋(44)を主人公のモデルにして書かれた小説が、大泉の主演で映画化される。

 作家塩田武士氏の「騙(だま)し絵の牙」で、今年の本屋大賞候補作。雑誌の廃刊を避けるべく奮闘する編集長の生きざまを描いた作品。当初から映像化を視野に企画された小説で、そのきっかけが大泉だった。「映像化された際に主演できるような小説はない?」と長年言っていたところ、編集者が「私がつくります」と塩田氏に執筆を依頼した。塩田氏は本人取材や映像作品など資料を通して大泉を徹底分析。主人公に完全当て書きした物語を作り上げた。

 予定通り!?主演に決まった大泉は「安堵(あんど)しております」と喜んだ。演じるのは、笑顔の裏に深い影を持つ雑誌編集長。当て書きのため役作りは必要ないはずだが「雑誌の存続をかけて会社と対決していく骨太な社会派作品のため、結局えらい難しい役。なんでもっと簡単な作品にしなかったのかと、今更後悔しております」と笑った。公開時期は未定。

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2018年4月3日のニュース