森昌行社長 反論の機会を模索「横領、泥棒のようなことをしているような取られ方をしているので」

[ 2018年4月3日 06:05 ]

オフィス北野の森昌行社長
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 ビートたけし(71)の事務所独立に関して、たけしサイドとオフィス北野の森昌行社長(65)との間で表面化した内紛が新局面を迎えそうだ。弟子衆「たけし軍団」が1日にブログなどで出した声明文の内容に対し「不本意」とコメントした森氏が2日、「近々、動きたい」と反論の機会を模索していることを明かした。たけし城ではないが、事態は風雲急を告げている。

 声明文では「会社の役員報酬が師匠(たけし)にとっては容認できない水準になっていた」など、たけしが退社を決めた引き金の一つとして森氏との金銭トラブルがあったと主張。これに対し森氏は本紙の取材に「軍団の言っていることを丸々うのみにして、一部メディアではまるで(私が)横領、泥棒のようなことをしているような取られ方をしているので、これについてはきちんと反論したい」と強調した。

 一方、ガダルカナル・タカ(61)がこの日、日本テレビ系「ミヤネ屋」にVTR出演。「森さんが“不本意だ”って言っているのが我々にとっては逆に不本意」と話し、声明文の中にあった森氏の“裏切りの内容”については「本人の給与体系、他の数名のマネジャーの高額な年収」と、やはり金銭問題であると主張した。

 軍団主要メンバーは事務所に残留することを表明しているが、ここまで対立が激化すれば森氏とやっていくことは実質難しいと指摘する芸能関係者は少なくない。規模縮小どころか会社存続の危機にもつながりかねない。

 たけしはきょう3日、都内で缶コーヒーの新CM発表会に登場。ブログに声明文を掲載した浅草キッドの水道橋博士(55)も映画のイベントに出席する。何らかのコメントがあるか注目が集まる。

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2018年4月3日のニュース