藤井四段、8戦全勝 順位戦C級1組昇格へM1

[ 2018年1月20日 05:30 ]

順位戦C級2組の全勝を守った藤井聡太四段
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 最年少プロ棋士、藤井聡太四段(15)が19日、大阪市内の関西将棋会館で行われた名人戦順位戦C級2組の8回戦で、矢倉規広七段(43)を77手で破って8戦全勝の首位をキープ。C級1組への昇級マジックを「1」とした。

 先手番の藤井は穴熊に構え、四間飛車で攻略の糸口を探る矢倉を問題にせず圧勝した。8連勝に「ここまでいい将棋ができている」と納得顔。昇級にまた一歩近づいたが「意識せず、目の前の勝負に全力を尽くしたい」と述べるにとどめた。

 同クラスは成績上位3人が昇級。C級1組に昇級が決まれば、その時点で自動的に五段昇段も決まる。

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2018年1月20日のニュース