安田顕 チームナックスの解散は「ないです」

[ 2018年1月20日 16:16 ]

「ハナタレナックスEX」試写会&制作発表会見に出席した安田顕
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 5人組演劇ユニット「チームナックス」の大泉洋(44)、安田顕(44)、戸次重幸(44)、森崎博之(46)、音尾琢真(41)が20日、都内の映画館で行われた北海道HTB制作「ハナタレナックスEX特別編チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅 in 小樽」(テレビ朝日系列24局ネット、2月4日午後1時55分)の制作発表会見にそろって出席した。

 「ハナタレナックス」は放送開始15年を迎える北海道ローカルのバラエティー番組。2015年から年1回特別編として全国ネット放送を行っており、今回はその第4弾。

 戸次は「4回目の全国放送ですが、我々は誰もやりたいと言っていないんです。恥ずかしいんです。東京で猫かぶって出ているんですよ。どうしても素が出ちゃう。一言で言って、迷惑でございます。役者を続ける以上『ハナタレ』は障害でしかない。イメージが崩れてしまう」と困り顔。

 それでも大泉は「今までに比べると、ちゃんとしているんじゃないかなと。5人そろってスタートしたし、誰かが泥酔しているということもなかった。道外の皆さんに見られてもそんなに恥ずかしい感じはないんじゃないかな」とこれまでの放送での失態を指摘し、ニヤリ。

 これには、遅刻や泥酔で騒動を起こしてきた張本人である安田は「そういう意味では見どころがない」と開き直りつつも、「どうもすみませんでした」とこれまでの言動に平謝りし、笑わせた。

 北海道出身の演劇ユニット「チームナックス」として5人がそろうのはこの番組だけ。リーダーの森崎は「今のスタッフが倒れるまでは続けたい。私たちは何だかんだ倒れるまでやりたい」と今後の番組継続にも意欲。

 戸次も「貴重なんです。北海道の劇団というのを認知してもらうために命綱みたいなところがある」と力を込めた。チームの解散についても、安田は「お客さんが求めてくださる限り、ないです」ときっぱりと否定した。

 番組プロデューサーの杉山順一氏はそんなチームナックスを「日本で一番面白い5人組」と絶賛。ただ、その言葉に安田は「ちょっと過大評価されているなと。警備の人の数が物凄くて…」と苦笑するばかり。戸次も「誰も人が寄ってこないのに、警備員だけが我々を守っている。とっても恥ずかしい思いをした。人気ないのかな?」と思わず弱気になったロケを振り返った。

 大泉は「移動の車両が13台あって、そのうちの1台は誰も乗ってなかった。この人たちにお金あげるとこうなるんだなと」と年1回の全国放送でつい奮発してしまったスタッフにツッコミ。

 そもそも大泉は「日本で一番面白い5人組ってそんなうれしくない」とピシャリ。戸次も「役者だからね」と冷静に続けた。

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