「かしまし娘」12年ぶりに揃って舞台 結成62年、息の合ったやりとり見せる

[ 2018年1月20日 20:19 ]

道頓堀角座「よゐこトークライブ」に登場したベテラン姉妹トリオ「かしまし娘」の(左から)次女の正司照枝、長女の歌江、三女の花枝                               
Photo By スポニチ

 結成62年を迎えたベテラン姉妹トリオ「かしまし娘」の正司歌江(88)、照枝(84)、花江(81)が20日、大阪・道頓堀角座で行われたトークライブ「師匠は鎹(かすがい)」で、12年ぶりに揃って舞台に上がった。

 緞帳(どんちょう)が上がり、並んで姿を見せた3人。往年のようにギターこそ手にしていないものの、おなじみの♪ウチら陽気なかしまし娘〜というテーマソングをまず披露。旧角座からを含めれば34年ぶりとなる角座へのコンビ凱旋に歌江は「あ〜懐かしいね」と笑顔を浮かべた。

 松竹芸能最初の所属タレントとして売れっ子だった当時、吉本興業から給料2倍で引き抜きにあったことなど、その後は思い出話に花を咲かせた。マネジャーが新幹線のドアに足を挟んで発車を止めたことがあったが、花江は「乗らんと次に間に合わんかった」と多忙だった日々を回想。社長に休みを直談判したら翌日から1年間仕事がなく“干された”時があったといい、照枝は「さすがに怖くなって謝りにいった」という話も懐かしんだ。

 年齢をまったく感じさせないトーク力や、間髪入れぬ息の合ったやりとりで1時間以上にわたって満員の客席を沸かせた3人。ただ、最近はプライベートで会うことは少なくなっているそう。有野晋哉(45)濱口優(45)から「来年もやりますか?」と振られると、揃って「やりましょう!」。最後もテーマソングの♪これでおしまい かしまし娘 それではみなさん ごきげんよ〜、で締めて“再会”を誓い合っていた。

続きを表示

2018年1月20日のニュース