MBS福島アナ 10月から「ちちんぷいぷい」故郷・宮崎で放送に気合十分

[ 2017年9月13日 17:05 ]

「ちちんぷいぷい」に出演するMBS・福島暢啓アナウンサー
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 MBSの情報番組「ちちんぷいぷい」(月〜金曜後1・55)が北海道、鹿児島に続いて10月2日からMRT宮崎放送でネットを開始する。同番組で「全国盛り場紀行」(仮称、月曜)を担当するのが宮崎市出身のMBS・福島暢啓アナウンサー(30)。故郷に錦を飾ることとなり「宮崎の人だけ、大阪に対するイメージが極端に変われば面白いですね」と大阪・宮崎の架け橋となるよう、気合い十分だ。

 「一番喜んでくれたのは父方の92歳の祖母でした」とホオを緩めた福島アナ。子供の頃から「放送の歴史に興味があった」というちょっぴり変わり種で、「宮崎には民放が2局しかなかった」ことで関西の大学へ進み、MBSに入社した。当初はアナウンサー志望ではなかったが、龍谷大時代は落研に所属し、「M―1グランプリ」の準決勝に2度も進出したほどの喋くり上手。その素質を見いだされ、アナウンサーの道を歩み始めた。

 現在は「サタデープラス」(土曜前8・00)で全国各地へロケに出向き、それぞれの地方の良さを知るようになった。宮崎へは8月19、20日にMRTのイベント「まつり宮崎2017」出演のため2年ぶりに地元へ“凱旋”。「番組の認知度はゼロ。宮崎県民は“なんでやねん”を使うぐらいしか大阪を知らないレベル。大阪、関西の魅力をお届けしたい」と宮崎県民に大阪の良さを伝えていく構え。自身のコーナーでは全国各地の盛り場を巡って回る。

 ◆福島 暢啓(ふくしま・のぶひろ)1987年2月6日宮崎県出身の30歳。日向学院から龍谷大文学部、同大大学院を経て2011年4月、毎日放送に入社。毎日放送制作の「サタデープラス」(土曜前8・00)にレギュラー出演している。大学時代には落研に所属。また、漫才コンビ「志ん茶」で07、08年に「M―1グランプリ」準決勝に進出した異色の経歴の持ち主。趣味は読書と絵を描くこと。

 ≪MRTの古屋敷アナ 街頭インタビューで宮崎との違い実感≫来月2日からのネット開始を前に、MRTの古屋敷沙耶アナウンサー(28)が来阪。地元・宮崎での紹介番組収録のため、「ちちんぷいぷい」に生出演した。この日は番組前にJR大阪駅近くで街頭インタビューを敢行。「宮崎の人はシャイで立ち止まってくれない。大阪では皆さん立ち止まってくれて嬉しかったです」と大阪と宮崎の差を感じた様子。宮崎よりひと足早く昨年9月から放送されている鹿児島(MBC南日本放送)の出身。「両親も見てくれたと思います」とニンマリ。「スタジオもアットホーム。宮崎の方にも楽しんでもらえると思います」と話した。

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