桂文枝 淡路島の創作落語3部作を絵本化 出張寄席にも意欲

[ 2017年9月13日 15:52 ]

 落語家の桂文枝(74)が13日、兵庫県庁(神戸市中央区)で「桂文枝の淡路落語絵本」の発売発表会見を開いた。

 よく訪れるというなじみの場所・淡路島の創作落語3部作を絵本化。新進気鋭の絵本作家らとコラボし、兵庫・淡路島の風土や食文化の魅力を子ども達に分かりやすく伝えることを目的に出版された。この日は、井戸敏三同県知事(72)と面談し、絵本の原版を寄贈。淡路島の魅力を発信する活動などに対し同知事から感謝状が贈られた。

 2018年夏には神戸市内に定席「神戸新開地・喜楽館」がオープン予定。上方落語協会会長として文枝は、淡路島と新開地の連動に意欲をみせ、「淡路島から見に来てもらうのもいいが、淡路島で出張寄席をして、島の子ども達や皆さんに落語を楽しんでもらう場を作りたい」と構想を語っていた。

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