思わずうなった島崎遥香の独特な感覚「つまらなくないから楽しい」

[ 2017年8月19日 09:30 ]

エンターテイメントショー「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」の東京公演の初日に出演し、サックスを演奏した島崎遥香
Photo By スポニチ

 元AKB48の島崎遥香(23)の独特な感覚に、「そういう考え方もあるんだな」とうなってしまった。

 今月15日、東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕したディズニー音楽のパフォーマンスショー「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」の東京公演初日に、応援サポーターを務める島崎が特別出演した。ステージ上でサックスを演奏。中学時代に吹奏楽部で演奏していた楽器だが、9年ぶりに吹いたこともあって、リハーサル後は「全部間違えた」と話すなど、自信たっぷりというワケではなかった。ただ、本番を終えると「一番うまくできた」と笑顔で話していた。

 そのリハ後の取材時。島崎は「サックスのどういった部分が楽しい?」と質問された。おそらく、聞いた記者は「思い通りに音が出た時」「好きな音楽が演奏できるから」「みんなと音がピッタリ合った時が気持ちいい」などといった答えを期待していたと思う。だが、島崎の答えは「つまらなくないから楽しい」というものだった。

 「小学生の時にピアノもやってたんですけど、つまらなくなっちゃってやめちゃった。サックスはつまらなくならないんですよ」と続けた。「楽しいからつまらなくならない」のではなく、「つまらなくならないから楽しい」という考え方ということ。自分自身にそのような感覚はないが、そう言われてみるとその通りだ。ノートにメモを取りつつ、哲学者のような島崎の言葉に「すごいな」と思って、笑ってしまった。(記者コラム)

続きを表示

2017年8月19日のニュース