ハリセン近藤、世界の中年男女に似てる…「じゃねーよ!」誕生秘話明かす

[ 2017年8月19日 11:22 ]

「ハリセンボン」の近藤春菜
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 お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜(34)が19日放送のTBS「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。定番ギャグ「角野卓三じゃねーよ!」の誕生秘話を明かした。

 今では春菜の定番となった「〇〇じぇねーよ!」のギャグ。MCの阿川佐和子さん(63)からギャグ誕生のきっかけを聞かれた春菜は「1年目にものまねのオーディションに行かないといけなくて。ものまねなんて1つも持ってなかったので、同期で集まってお互い誰に似ているかと言い合おうとなった時に、『渡る世間のお父さんに似てない?』と(言われた)。当時21歳で『似てるわけないじゃん!』となったけど、鏡を見たら『似てる!』って…。そこから自分から(角野卓三を)意識するようになった」と回顧。その後、先輩のお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の番組に出演した際、「覚えてもらわないといけないと思って、自分で『角野さんに似てるって言われます』」と言ったといい、そこから「(田村)淳さんが『角野さんどう?』って聞いてくれるようになった。その時はオウム返ししかできなくて、『角野卓三じゃねーよ!』ってそこで初めて(返した)。そしたら、角野さんだけじゃなくて、他にもいろんな人に似てるってなった」と先輩からの思わぬふりで突発的に定番ギャグが誕生したと明かした。

 今では、角野以外にも、マイケルムーア監督(63)、ステラおばさん、シュレック、カンニング竹山(46)、「サンドウィッチマン」の伊達みきお(42)、衆議院議員の亀井静香氏(80)など、人物からキャラクターまでさまざまなふりがあるが、「自分でもびっくり」と春菜。「20代の女子が世界の中年男女に似てるって。どんな平均顔なんだと」と笑った。

 中でもきっかけとなった俳優の角野卓三(69)については「角野さんにどれだけご飯を食べさせてもらっているか」と感謝を口にした春菜。角野とは同局のオールスター感謝祭で初対面したといい、「勝手に名前も言っていて、呼び捨てですし…失礼なことしかしてない」ため、春菜が謝ろうと待っていたところ、角野の方から近寄り「無言で手を差し出してくれた」という。春菜の「申し訳ありません」という謝罪に「いいんだよ、どんどんものまねして!」と声をかけてくれたといい、「ものまねはしないんだけどな」と心でツッコんだことを明かし、笑わせた。

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2017年8月19日のニュース