ボニージャックス60周年「60カ所回る」全国ツアー計画中

[ 2017年8月19日 10:11 ]

80歳を超えてもまだまだ元気。結成60周年記念の全国ツアー計画を明かしたボニージャックス(左から)玉田元康、鹿嶌武臣、吉田秀行、西脇久夫
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 「ちいさい秋みつけた」「手のひらを太陽に」などを世に広めたボーカルグループ「ボニージャックス」が来年、デビュー60周年を記念した全国ツアーを計画している。メンバー4人のうち3人が80歳を超える大ベテラン。西脇久夫(81)は「なんとか60カ所は回りたい」と、記念の年に絡めた精力的なプランを明かした。

 早稲田大グリークラブ出身で、デビューは1958年。メンバーは西脇、鹿嶌(かしま)武臣(83)、玉田元康(83)と、11年に亡くなった大町正人さん(享年73)に代わって加入した吉田秀行(51)の4人。60年も続けることができた秘けつについて鹿嶌は「よくけんかをすること」と明かした。

 玉田は「今でも(吉田以外の)3人で“辞めろ”“ヘタクソ”ってののしり合っている」と笑う。鹿嶌は「けんかをするたびに“俺がしっかりしないといけない”って思うからグループが長続きした。自由に文句を言い合って活力にもなる」と、けんかが元気の源にもなっている。

 6月に60周年記念アルバム「昭和歌暦」を発売。早稲田大出身の音楽関係者でつくる「稲門歌謡会」がグループの60周年を祝うために企画した作品だ。新曲4曲とカバーが収録されており、西脇は「僕たちの青春が詰まっている」と思い入れを語った。

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