オリラジ中田 ユニーク採用担当者と対談、独自目線で切り込む

[ 2017年6月8日 05:30 ]

対談を行ったオリエンタルラジオの中田敦彦
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 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(34)が、ゲームやWEBサイト制作、広告などのコンテンツを発信する会社のユニークな採用スタイルについて人事担当者と対談。独自の目線で日本の採用制度に切り込んでいる。

 この採用スタイルは「面白法人カヤック」の「いちゲー採用」で、ゲーム機「プレイステーション4」のこれまでのプレー実績や、ゲームを通して得られた経験や学び、ゲームと向き合う姿勢をもとに選考する採用方法。3月1日の発表以降、多くの反響と応募が寄せられている。

 WEB企画の対談で中田は人事担当のみよしこういち氏と「いちゲー採用」に関する話はもちろん、ゲームの思い出や学んだことなどを語った。中田はこの採用方法に「世の中的にゲームそのものの価値が低く見られているので、採用ではゲームで能力やパラメーターを伸ばしてきた人を取りこぼしてきた。そこをキャッチしようという仕組みづくりが素晴らしいと思いました」と語り、応募者に宇宙物理専攻の学生やニートなど様々な経歴の応募者がいることに驚きの表情を見せていた。

 さらに中田は「最近、なんでもやっていいゲームが増えてきたじゃないですか。村で畑を育ててもいいし、お金儲けをしてもいいし、モ ンスターを倒しに行ってもいい、みたいな。そういうゲームをやってみて“これが人生”って思ったんです。人間ってひとつのことをずっとやっていると、けっこう凝り固まっちゃいますよね。例えば、お笑いだけをやってきたから、お笑いの 道で一生を全うするしかない、といった感じで。でも、そうじゃない。“人生は何をやってもいいゲーム”なんです」とゲームから学んだことをひときわ熱心に語った。

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2017年6月8日のニュース