千葉真一 長男・真剣佑の新たな出発に親心「必死になっている 分かってやって」

[ 2017年6月8日 17:21 ]

西部劇「ある決闘」の試写会でトークショーを行った千葉真一
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 俳優の千葉真一(78)が8日、米映画「ある決闘 セントヘレナの掟」(今月10日公開)の都内で行われた特別試写会でトークショーにゲスト出演した。

 米俳優ウディ・ハレルソン(55)主演の西部劇で、千葉は「日本の時代劇と同じように西部劇も少なくなっているけれど、この映画は米国の歴史の1ページを見た思いで面白かった」と絶賛。その上で、時代劇の復活にも思いをはせ「先日も松方弘樹ちゃんの偲(しの)ぶ会で、いろんな人が(時代劇を)やらなきゃいけないという声を上げていた。今こそ世界に通用する日本映画を送り出さなきゃいけない時ですよ」と力説した。

 長男の真剣佑(20)が5月に所属事務所を移籍し、芸名を「新田真剣佑」にしたが、「新たにということでしょうけれど、本名が前田なんだから前田にすればよかったのに」とダジャレを交じりに苦笑い。俳優としては「まだまだあいつは日本を知らない。この間も読めない字があって聞いてきた。芝居を見ていても、日本語のセリフを英語のリズムでしゃべっている」と手厳しい。さらに、「20歳ですから早く親離れしてくれないと」と一喝。それでも、「今は僕の映画やいろんな人の映画を見ながら、日本、日本の歴史を理解しようと必死になっています。分かってやってください」と親心をのぞかせていた。

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2017年6月8日のニュース