ゴールドコンサート大阪大会 深澤さん優勝、9月本戦出場へ

[ 2017年6月8日 05:30 ]

大阪大会で優勝した深澤要一さん
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 障がいを持つミュージシャンの音楽コンテスト「第14回ゴールドコンサート地方大会in大阪」(主催・NPO法人日本バリアフリー協会)が大阪・豊中市のA&Hホ−ルで行われ、深澤要一(もとかず)さん(37)が優勝。9月16日に東京国際フォーラム・ホールCで行われる本戦出場権を獲得した。

 2003年の第1回から10年以上の歴史を持つ同コンテストの地方大会として行われた今回の大阪大会は4日に行われ、18組のアーティストがエントリー。審査の結果、大阪在住でこれまでインディーズ活動を行ってきた深澤さんがオリジナル曲「茜空の下で」で優勝した。深澤さんは10年に自身が発達障害であることがわかり、7年間の闘病生活を送ってきた。「まさか優勝できるなんて、夢のようです。賞状をいただいたのは子供の時に剣道をやっていて、それ以来です。オリジナル曲の『茜空の下で』は子供の時に見た空の色をイメージしながら作りました。まだ実感が湧きませんが、出るからにはグランプリを目指します」と、9月の本戦出場に向けて笑顔で喜んだ。

 本戦には大阪大会で優勝した深澤さんのほか、2月の沖縄大会、5月のU―20東京大会の各優勝者に加え、音源審査、各予選会出場者の中から約10組の出場者が選ばれる予定。

 なお、大阪大会の各表彰は次のとおり。準優勝=Harmony With Youさん、観客賞=シェイクオブロックさん

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