田中聖の処分保留「無罪放免」ではなく、いったん泳がせた?

[ 2017年6月8日 08:13 ]

元KAT―TUNの田中聖
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 釈放された「KAT―TUN」の元メンバー田中聖(31)の処分保留について、弁護士の嵩原(たけはら)安三郎氏は「車内から出てきた乾燥大麻が、彼の物と確証が持てなかったのではないか」と指摘する。現行犯逮捕された際、田中は「大麻は自分の物ではない」と容疑を否認しており、現在も主張は変えていないとみられる。「彼の話に矛盾している点はなく、公判に持ち込んだとしても本人の主張を覆せる内容がないなら、無罪との判決となってしまう。これでは公判は維持できない」とした。

 ただ釈放されたといっても、無罪放免になったわけではない。嵩原氏は、これまで通りの生活に戻して、警察は次のチャンスを狙っていると指摘。「処分保留には取り消しの制度はなく、公訴時効(5年間)まで保留は続く。その間に大麻所持で摘発されれば、以前のもクロということになる。そのためにいったん泳がせたのでしょう」と話した。

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2017年6月8日のニュース