桂文珍 即完売グッズのそっくりで対応「向こうが四段なら、こっちは“JO段です”」

[ 2017年6月8日 16:32 ]

藤井聡太四段を真似て、「大志」と自ら書いた扇子を手に話す桂文珍
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 落語家の桂文珍(68)が8日、大阪市内で毎年8月8日になんばグランド花月で行う恒例の独演会をPRした。

 高座では時事ネタを巧みに盛り込む文珍。この日の会見でもいきなり、「大志」と自らしたためた扇子を手にしゃべり始め、報道陣の爆笑を誘った。プロデビューから公式戦連勝記録を23に更新した最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)の初公式グッズとして前日に発売され、即完売したものとそっくり。「向こうが四段なら、こっちは“JO段(冗談)です”」と笑い、「落語をオールマイティーに演じ、極めていくのが私の大志かな」。藤井については「彼の頭には人工知能(AI)が入ってるんとちゃうか」と語り、「落語界にも、あんな若き才能が彗星のごとく現れて欲しい」と期待した。

 今回はゲストにケーシー高峰(83)を迎え、テッパンの“エロ医者漫談”を披露してもらうという。「大阪で見るチャンスはなかなかない。ライブだから(放送)コードもないし、お楽しみに」と語った。自身は「鹿政談」など3席を披露する。

 今年で35回目。「最初はプレッシャーもあったが、今では楽しみながらやれるようになった」といい、「あと35年ほどできたら」とニンマリしていた。

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2017年6月8日のニュース