「銀魂」実写ドラマはミツバ篇、北乃きいヒロイン熱演「切ない中にユーモアが」

[ 2017年6月8日 05:30 ]

「銀魂」オリジナルドラマでミツバを演じる北乃きい(C)空知英秋/集英社(C)2017映画「銀魂」製作委員会(C)2017dTV
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 7月14日公開の人気コミック実写映画「銀魂(ぎんたま)」(監督福田雄一)のオリジナルドラマが映像配信サービス「dTV」で公開される(7月15日から全3話を一挙配信)。ドラマ内容が原作ファンの支持率が高いエピソード「ミツバ篇」となることが8日、分かった。物語のヒロインであるミツバ役を女優・北乃きい(26)が務める。

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中のSF時代劇で、小栗旬(34)が主演のアクションエンターテインメント。高層ビルが立ち並び、宇宙船も登場するパラレルワールドの江戸が舞台に、万事屋(なんでも屋)の侍が活躍する。実写映画化が発表された時から大きな注目が集まった。菅田将暉(24)、橋本環奈(18)、長澤まさみ(30)ら豪華キャストが多数出演することでも話題で、今夏の目玉作品の一つだ。

 「dTV」で配信するオリジナルドラマは、柳楽優弥(27)、吉沢亮(23)、中村勘九郎(35)演じる真撰組による銀魂随一の感動物語。江戸の治安を預かる真選組の沖田総悟(吉沢)の姉・ミツバ(北乃)を巡る陰謀と、そこに立ち向かう真選組の活躍を描く。迫力のある殺陣が見どころのアクションシーンに加え、沖田と土方十四郎(柳楽)の確執を生むきっかけになった過去や、互いを思いながら別々の道を歩むことになったミツバと土方の悲恋など人間ドラマになっている。

 ミツバ役を務めるのは、映画「幸福な食卓」(07年)やドラマ「ライフ」(07年、フジテレビ)など数々の作品で主演を務め、演技力に定評のある北乃。おしとやかな性格ながら、チョコレートパフェにタバスコをかける程の辛い物好きという個性的なキャラクターを好演。病弱なミツバが大げさにせき込むコミカルなシーンや、言葉ではなく“目”で相手を思う気持ちを表現した土方との別離シーンまで、振り幅の大きい役柄を見事に演じ切っている。

 北乃は出演にあたって「ミツバ役をとても楽しく演じさせて頂きました。台本を読んで、自分が皆さまから愛されているストーリーのヒロインを演じられることに非常に感激しました」とコメント。「撮影では、カットがかかって福田監督が笑ってくれた瞬間に、役者としてホッとした記憶が鮮明に残っています」と手応えを語り「切ない物語の中に銀魂ならではのユーモアが加わったストーリーになっておりますので、是非ご覧ください」と作品をアピールした。

 【出演者コメント】

 ▼柳楽優弥「個人的にもミツバ篇を読んで感動したので、土方の男気あふれる名ぜりふやアクションを演じることができて光栄でした!見どころは全てですが、沖田との道場でのシーンとアクションは特に見て頂きたいです。ファンの皆様、ミツバ篇やって、ごめんなさい!(笑い)」

 ▼吉沢亮「沖田を演じた僕としては、映画本編で見せることのなかった殺陣のシーンを見て欲しいです。沖田のドSの仮面の下に隠れている脆(もろ)さが出て来るので、ゲラゲラ笑ってヒィヒィ泣いてください」

 ▼中村勘九郎(近藤勲)「真選組の仲間達の『絆』が見られるエピソードですので、思いっきりカッコいい真選組を感じてください」

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