「NON STYLE」解散状態だった 石田と井上が対立「漫才やりたくない」

[ 2017年5月29日 13:07 ]

「NON STYLE」の石田明
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 お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明(37)が28日放送の日本テレビ「チカラウタ」(日曜後5・00)に出演。昨年12月に相方・井上裕介(37)が当て逃げ事故を起こす直前のコンビについて「実質上の解散状態」だったことを明かした。

 00年にコンビを結成し、08年の「M−1グランプリ」で優勝を飾るなど着実に実力をつけていった2人。石田は、M−1の優勝を今後漫才をやっていく上での自信にした一方で、井上は逆に漫才へのモチベーションを下げることになった。

 「漫才をやりたくないと言い出して。井上はテレビの人間になってしまった」と石田。その後は「漫才への気持ちがないのはいいが、最低限のことはやってほしい」(石田)、「もっとテレビで頑張ってくれ」(井上)と対立。「どうにもならない。だったらテレビだけでやってください。漫才の仕事は一人でやりますからと。実質上の解散です。NON STYLEが漫才をせえへんのは、もう解散なんです」と打ち明けた。

 そんな中での井上の事故。井上は謹慎を経て、今年3月に漫才の舞台で復帰した。VTR出演した井上は「漫才ができないって寂しいんやって思った。センターマイクを挟んで、漫才をやりたいと思いました」としみじみ。井上イジリをネタにした漫才が大ウケしたことを振り返り「石田くんが書く漫才台本最高です」と話した。

 VTRが明け「漫才を大事に思ってくれたんやろうなと思った」と石田。最後は「(周囲への)感謝があるのなら続けていける。そうなったらNON STYLEは強いです」と力強く言い切った。

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2017年5月29日のニュース