空のレースクイーンがエアレースPR「空のF1見に来て」

[ 2017年5月29日 11:30 ]

<「レッドブル・エアレース・千葉2017」をPRするため来社したエアレースクイーンの(左から)林紗久羅、引地裕美、清瀬まち
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 「レッドブル・エアレース・千葉2017」(千葉市幕張、6月3〜4日)を盛り上げるエアレースクイーンを務める3人がこのほど東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れ、大会をPRした。

 大会の魅力について清瀬まち(26)は「最高速度が370キロで、最大重力加速度は10G。地上のレースよりすごい数字で、空のF1とも呼ばれるんです」と熱弁。昨年もエアレースクイーンを務めた林紗久羅(27)は「音がすごいです。機体は小さくても振動が体感できるくらいです」とその迫力を口にした。引地裕美(25)も「音って記憶をよみがえらせる力があると思うんですね。目で見えないものも感じてほしいです」と強調した。

 大会には14チームが出場。14人のエアレースクイーンが各チームを応援する。林はクリスチャンボルトンレーシング、引地はマティアスドルダラーレーシング、清瀬はチームマクロードを担当。昨年の同大会で優勝を収め、日本人で唯一参戦している室屋義秀(44)の優勝を期待しつつも、自身が担当するチームにも健闘してほしいという複雑な乙女心を明かし、「(自身のチームと室屋が)1位と2位でせめぎあってくれるのが一番」とエールを送った。

 当日はエアレースはもちろん、ロックバンド「GLAY」のスペシャルライブや零戦の飛行、空を舞うバイクのパフォーマンスなどサイドアクトも充実している。

 PRコメント動画再生数で人気No.1のエアレースクイーンを決定するコンテストも開催する。当日はエアレースクイーンの撮影会も行われる予定。

 「レッドブル・エアレース・千葉2017」は千葉県立幕張海浜公園で開催。6月3日に予選、4日に決勝を行う。

 ▽レッドブル・エアレース 国際航空連盟(FAI)が公認する専用飛行機によるモータースポーツ。レースは高さ25メートルの空気で膨らませたパイロン(エアゲート)で構成される空中コースを1機ずつ飛び、その飛行タイムを競う。03年に初めて大会が開催され、05年にシリーズ化。11〜13年の休止期間を経て、14年から再開された。1大会は通常2日間で行われ、初日に14選手による予選を行い、最終日は予選上位と下位2選手の対戦方式によるラウンド・オブ14、同8を行い、4選手によるファイナル4で優勝者を決める。

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2017年5月29日のニュース