フジテレビ亀山社長の退任が内定…後任にBSフジ宮内社長

[ 2017年5月11日 14:35 ]

退任が内定したフジテレビの亀山千広社長
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 フジテレビは11日の取締役会で亀山千広社長(60)が退任し、後任にBSフジの宮内正喜社長(73)が就任する人事が内定したことを報告した。日枝久会長(79)も退任し相談役に就任、代わってフジ・メディア・ホールディングスの嘉納修治社長(67)が会長職に就く。これらの人事は6月28日の株主総会において正式決定される。

 亀山氏はフジ黄金期を築いた経験から2013年6月に社長に就任。視聴率低迷打開にその手腕が期待されていたが、32年間続いた「笑っていいとも!」などの長寿番組の打ち切りなどの“改革”も結果が伴わず。昨年は年間視聴率で民放4位に沈むなど、目立った成果を残せないまま任期4年で社長の座を去ることになった。

 一方の宮内氏は山口県出身で1967年フジ入社。編成制作局長や常務、専務を経て07年に岡山放送社長に就任。15年からBSフジ社長を務めていた。視聴率苦戦が続くフジテレビの立て直しを託されることになる。

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2017年5月11日のニュース