てるみくらぶ破たん 矢部みほ、怒り収まらず「ホテルに名前すらなかった」

[ 2017年3月29日 13:58 ]

矢部美穂
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 タレントの矢部みほ(39)が29日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に出演。約151億円の負債で破産した旅行会社「てるみくらぶ」(東京)への被害を告白した。

 番組では「てるみくらぶ」を騒動を紹介するコーナーで「被害に遭った芸能人が大激怒」として自身のブログで3泊4日の韓国旅行を申し込んでいたことを明かした矢部が出演。友人と韓国旅行3泊4日で行く予定だったそうで「問い合わせ番号もつながらないんです。代金は払ったけど、カードが使えず現金のみ。私も友達の社長さんも20万円ぐらい払ったって。被害者は周りにもいます」と周囲にも被害者がいることを告白。100億円近く被害が出ているが、返金額は約1%程度ということで「私は4万5千円ですから、返ってきても450円ぐらい?そんなのいらない、それですむ話じゃない」と不満をぶちまけた。

 これまでも「てるみくらぶ」を使っていたといい、「(利用は)何回かはあります。この会社も実績もあるので、正直安心してたし、疑わないですよね」。破産発覚後、自身の旅行への影響を調べるため、「大韓航空に連絡したら、名前はあるけど、発券はされてないからこのままでは厳しいと言われました。厳しいって、エアチケットが取れてるとか分からないから…。ホテルは電話したら名前すらないと言われた」とあきらめ顔。同社の山田千賀子社長が会見で「(利用者には)自力で対処してもらうしかない」と話したことにも触れ、「無責任すぎます。お金払って何もないんですよ」と声を荒げた。

 番組レギュラーのお笑いコンビ「アンガールズ」の山根良顕(40)も利用経験があるといい、「被害者じゃないけど、使ったことがあって、今月もチラシが届いているんです。一括入金してくれって。(届いたのは)今週です」と実際に届いたチラシを見せ、破産直前にも“一括入金キャンペーン”をうたうチラシが届いていたことを報告。

 すでに経営が傾いていたと言われている昨年に使ったそうで「(旅行から)帰って来られなかったかも思うとむちゃくちゃ怖い。バイキング出られないじゃないですか!」と驚きの表情を浮かべた。結局、矢部は来月の旅行について「自力で取っていきます。腹が立ちますけど、行って楽しむしかないですね」と話していた。

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2017年3月29日のニュース