小保方晴子氏の名誉を毀損 BPO、NHKに勧告

[ 2017年2月10日 14:04 ]

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は10日、STAP細胞論文を検証した「NHKスペシャル」で、小保方晴子氏の名誉を毀損する人権侵害があったと認め、NHKに委員会の決定内容を放送し、再発防止に努めるよう勧告した。

 番組は、2014年7月放送の「調査報告 STAP細胞 不正の深層」。委員会は「(番組では)小保方氏が何らかの不正行為によってSTAP細胞を作製した疑惑があるなどと示したが、真実性・相当性が認められない」と判断し、名誉毀損を認めた。また小保方氏を取材班が追跡した行為についても「放送倫理上の問題がある」とした。

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2017年2月10日のニュース