大野いと 震災孤児のヒロイン役で映画主演「私にも勇気くれた」

[ 2017年1月19日 07:30 ]

来年初春公開予定の「クジラの島の忘れもの」に主演する大野いとと、相手役の森崎ウィン(左)                               
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 女優大野いと(21)が18年初春に公開予定の映画「クジラの島の忘れもの」(監督牧野裕二)に主演することになった。

 阪神淡路大震災で母親を失い震災孤児となったヒロイン愛美役。沖縄で生活していたが、人生に疲れ夢をなくしていたところ、研修で訪れていたベトナム人青年と運命の出会いを果たす。実話を基にしたラブストーリーで、1月下旬にクランクイン。沖縄県那覇市、座間味村、ベトナムなどでロケを行う。

 22年前に発生した阪神大震災を知らない大野は当初、愛美を演じることに不安を抱えていたそうだが「自信をなくした愛美が変わっていく姿は、私にも勇気をくれました。素敵な映画にできるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

 また、相手役の俳優森崎ウィン(26)は「挑戦の多い役柄。沖縄で生まれた物語を、皆さんにお届けできるよう全力で挑みます」と話した。森崎は、18年3月公開予定のスティーブン・スピルバーグ監督のSF作品「Ready Player One(原題)」に出演する。

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2017年1月19日のニュース