松坂桃李「視覚が唯一の情報源」ドラマ「日暮旅人」への思い明かす

[ 2017年1月19日 21:56 ]

「視覚探偵 日暮旅人」トークイベントを行った松坂桃李(左)と堤幸彦監督(C)日本テレビ
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 俳優の松坂桃李(28)が18日、主演を務める日本テレビ系ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」(22日スタート、日曜後10・30、初回は後10・00)の完成披露試写会に出席。堤幸彦監督(61)とトークイベントを行った。

 試写会には一般招待客100人が参加。トークイベントでは、初回試写を終えたばかりで興奮冷めやらない招待客から松坂に「この役で意識している点は?」、堤監督には「監督から松坂さんへのリクエストは?」など、質問の手が次々と上がった。

 松坂は「旅人は目しか見えないので、背中をポンポンとたたかれても反応ができない。視覚が旅人の唯一の情報源なので、そこは絶対的に忘れないように意識しました」とコメント。堤監督は「会場の後ろで見てたんですけど、細かいところを編集でまた直したくなった」と発言するなど作品に対する意欲を見せた。

 また、この日会場を訪れ、試写を見た原作者の山口幸三郎さんは「試写会に行って参りました。観ました!CGがすごい!『旅人が“視て”いる世界はこんななのか』と感動です!内容はかなり原作に寄せて頂いておりますが、『まさかこんな構成にしてくるなんて』と、とても驚かされました!すでに原作を読まれた方にも十分楽しめる内容になっていると、自信を持って言えます!」と期待を口にした。

 トークイベントはインターネット番組「LINE LIVE」でも生配信され、27万人が視聴した。

 松坂演じる日暮旅人が、五感のうち聴覚・嗅覚・味覚・触覚と4つの感覚を失い、唯一残った“視覚”で匂いや感情などを“視て”難事件を解決する物語。15年11月に放送されたスペシャルドラマが好評で連続ドラマとなって復活した。

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