テレ東で名脇役6人が夢の共演!松居監督「ウソみたいな企画」

[ 2016年11月30日 11:00 ]

「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」に出演する(左から)遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研(C)テレビ東京
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 日本映画界に不可欠な名脇役、遠藤憲一(55)大杉漣(65)田口トモロヲ(58)寺島進(53)松重豊(53)光石研(55)の6人が夢の共演を果たす。テレビ東京の連続ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」(来年1月13日スタート、金曜深夜0・12)。6人が本人役を演じ、共同生活を送るという設定は“おじさんだらけのテラスハウス状態”。“主役不在”の異色作は話題を呼びそうだ。

 海外の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役。演出を手掛ける世界的な有名監督は「役作りで絆を深めるため、シェアハウスで3カ月間の共同生活を送る」ことを要望。6人は家事の分担でモメ、朝食の献立でケンカになるなど、イザコザはありながらも、中学生のような和気あいあいとした日々が始まる…というストーリー。

 6人の微笑ましい姿はコメディーになると同時に、そこに垣間見える役者としての矜持も描かれ、感動を呼ぶ。脚本とメーン演出は映画「アズミ・ハルコは行方不明」の公開(12月3日)を控える松居大悟監督(31)。新鋭がベテラン俳優をどうディレクションするかも、注目される。

 テレビ東京の濱谷晃一プロデューサーは「おじさん俳優の活躍が何かと話題の昨今。中でも存在感抜群の6人が1つのドラマに集まるなんて、まるで夢のようです」と期待。「そして、今、最も熱い名バイプレイヤーの皆さんが、テレビ業界のバイプレイヤーであるテレ東の深夜に集結して下さるとは…この巡り合わせにとても感激しております。金曜深夜に、おじさんたちが右往左往する姿に癒やされていただけたら幸いです」と呼び掛けている。
 
 ドリマックス・テレビジョンの浅野敦也プロデューサーは「1980年代、90年代、2000年代、そして今も一線でずっと活躍し続けるスゴい名脇役6人が、皆で共演できるアツい作品を探し求めている…そのアツい想いを知ったその日からスゴい作品を作るために、ずっと試行錯誤してきました」と振り返る。

 「それが、この脱力系コメディーです!唯一無二の日本の名脇役6人だからこそ“自分自身”を演じていただき、“渋くてカッコいい” けどバカバカしくも楽しいコメディー、という今まで見たことのないドラマです。主演6人の下に集う共演者も超豪華!テレビ東京だからこそできる破壊力強めの“ゆるシブコメディー”の開幕です!」と早くも手応えを示した。

 松居監督は「ウソみたいな企画ですよね、どうやら本当みたいです。この素敵すぎるメンバーが同じ空間で芝居するだけでおもしろいに決まってる。1人でも緊張するのに6人が一堂に会すると思うと…もうなるようになれ!大暴れしてもらおう!という気持ちです」と意気込み。

 「そのための地図を、迷ったら尖るタイプのスタッフ陣で今まさに描いています。オリジナルです。深夜のテレビ東京という危険な時間帯で、危険な男たちの生活が始まります。晩酌しながら、ぜひ」と張り切っている。

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2016年11月30日のニュース