押切もえのメールのぞき見 日経新聞20代社員を逮捕

[ 2016年11月30日 11:43 ]

 モデルの押切もえのメールを不正にログインしてのぞき見したなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は30日、不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、日本経済新聞社デジタル編成局の20代社員の容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は2014年12月から今年4月にかけ、押切や元NMB48の渡辺美優紀ら女性4人の「Gメール」や米アップルのデータ保管・共有サービス「アイクラウド」に不正アクセスして無断で見るなどした疑い。

 同課によると、容疑者は、誕生日やニックネームを組み合わせるなどしてパスワードを類推していたといい、「出来心でパスワードを突破することに喜びを感じ、ゲーム感覚でしてしまった」と供述している。

 容疑者のスマートフォンを解析した結果、百数十人の女優やモデル、アナウンサーの電話番号やメールアドレスが保存された記録があった。容疑者は、押切が契約する携帯電話会社の個人用ページに不正ログインし、メールアドレスを入手していたという。

 容疑者は押切に成り済ましてパスワードも変更。身に覚えのない変更通知が携帯電話会社から届いたため、押切が被害に気付き、14年12月に渋谷署に相談していた。

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2016年11月30日のニュース