TBS社長 「チューボーですよ!」終了に感慨「1つの時代終わった」

[ 2016年11月30日 17:20 ]

「新チューボーですよ!」の司会を務める堺正章(中)と、進行アシスタントの森星(左)、吉村崇(C) TBS
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 TBSの武田信二社長(63)が30日、都内の同局で定例会見を行い、来月24日のクリスマスイブに22年の歴史に幕を下ろす料理バラエティー「新チューボーですよ!」(土曜後11・30)について「それなりの役割を果たした」とコメントした。

 94年に前身の「チューボーですよ!」が放送開始してから22年。「いただきました!星!3つです!」などの名フレーズも生み出され、22年間での最高視聴率は95年5月13日の16・5%。石田ゆり子(47)をゲストに迎え、スパニッシュオムレツを作った放送回だった。

 番組終了を受け、武田社長は定例会見前に行われていた最終回の収録に顔を出したことを明かし、「堺さん、スタッフ、スポンサーの皆さんにごあいさつできました」と報告した。「十数年前、営業の部長時代にスポンサー的に続ける、続けないかでいろいろな議論があったことを思い出しました。あの時間帯でのスポンサーが理想としている視聴率、ターゲットがあるわけだが、時代とともに変わってくる。いろいろな議論を重ねて22年間続けてこられた」と感慨深げ。長年司会を務めた堺正章(70)には「堺さんにも感謝しています」とコメントし、番組については「1つの時代が終わったというか、巨匠も含めて役割を果たしたかなと思っています」とした。

 後番組に関しては「議論を重ねていると聞いている」と協議中とした。

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2016年11月30日のニュース