反「反捕鯨」映画「ビハインド・ザ・コーヴ」NYで上映開始

[ 2016年11月27日 05:30 ]

映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の上映が始まった米ニューヨークの映画館で、来場者と話す八木景子監督ん(中央)
Photo By 共同

 和歌山県太地町のイルカ漁や捕鯨を非難し、2010年のアカデミー賞を受賞した米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」に反論する日本映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の上映が25日、米ニューヨークで始まった。監督の八木景子さんは「私たちがきちんと主張すれば米国は反対意見にも耳を傾けてくれる国。少しでも多くの米国人に、違う意見に触れてほしい」と意気込んでいる。

 八木さんは捕鯨やイルカ漁が一方的に批判されている現状に疑問を持ち、撮影や編集まで1人で手掛けて15年に映画を完成させた。これまでに米大学の教授らから「学生に見せたい」との申し出があったといい、八木さんは米国で話題になることを期待している。

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2016年11月27日のニュース