そのままの姿で…「キャッツ」のキャスト「女性被害防止キャンペーン」に参加

[ 2016年10月11日 15:59 ]

JR天王寺駅で行われた「女性被害防止キャンペーン」に登場した劇団四季「キャッツ」に出演中の西尾健治、山中由貴、奥平光紀(前列左から)
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 大阪四季劇場でロングラン上演中のミュージカル「キャッツ」のキャストが、ネコの扮装(ふんそう)のままJR天王寺駅で行われた「女性被害防止キャンペーン」に参加した。

 「キャッツ」は都会のゴミ山に生きるネコたちの生きざまを描く名作ミュージカル。この日は劇中で“リーダーネコ”的存在のマンカストラップ役の西尾健治と“悪女ネコ”グリドルボーン役の奥平光紀が扮装(ふんそう)のまま登場。観光客やサラリーマンでごった返すコンコースは一時騒然となった。いつもは“泥棒ネコ”ランペルティーザ役の山中由貴は、警官の制服で参加。「私は関西出身でこの天王寺駅にもなじみがあり、少しでも犯罪が減ってくれることを願っています」とあいさつ。泥棒ネコ役がこの日だけは“警官”とあって「今日は大変貴重な体験」と苦笑いだった。同作はすでに来年8月31日までのロングランが決まっている。

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