「べっぴんさん」第1週平均視聴率は20・0%!大台好スタート

[ 2016年10月11日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを務める芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜前8・00)の第1週の平均視聴率は20・0%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが11日、分かった。

 各日の番組平均は3日=21・6%、4日=20・5%、5日=20・4%、6日=20・2%、7日=18・3%、8日=18・7%。

 最近の朝ドラの第1週平均視聴率は「まれ」(2015年前期)が20・6%、「あさが来た」(15年後期)が20・3%、「とと姉ちゃん」(16年前期)が21・7%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。フジテレビ「ファースト・クラス」や「名前をなくした女神」「サキ」などを手掛けた渡辺千穂氏(43)が脚本を担当。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。来年4月1日まで全151回。

 第1週は「想いをこめた特別な品」。1934年(昭9)。9歳のすみれ(渡辺このみ)は繊維会社を営む父・五十八(生瀬勝久)、姉ゆり(内田彩花)と一緒に神戸の洋館で暮らしていた。ある日、すみれは入院中の母はな(菅野美穂)にあげようと、初めて刺しゅうに取り組むが、うまくできず、はなに渡すことができずにいた。ある日、すみれは屋敷に出入りする靴職人・麻田(市村正親)の元を訪れる。真剣に靴作りに取り組む麻田の姿を目にしたすみれは「下手でも思いを込めて、物を作ることが一番大事」という麻田の言葉を胸に刻み込む。その後、はなに会いに行ったすみれは、幾度となく作り直した刺しゅうを手渡す。はなは「べっぴんやな。一生の宝物や」と喜ぶのだった。1942年(昭17)。17歳になったすみれ(芳根京子)は女学校仲間の良子(百田夏菜子)君枝(土村芳)と3人で手芸倶楽部を結成していた。だが、太平洋戦争の影響で生活の変化を余儀なくされる。ある日、すみれは幼なじみの潔(高良健吾)に召集令状が届いたことを知り、自分の恋心に気が付く。しかし、姉ゆり(蓮佛美沙子)も潔に好意を寄せていた…という展開だった。

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2016年10月11日のニュース