劇場は船!国内6番目の姉妹グループ「STU48」来夏“出航”

[ 2016年10月11日 05:36 ]

AKB48の第7回じゃんけん大会 ( 2016年10月10日    神戸ワールド記念ホール )

横山 由依(11位)女侍
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 本編終了後、AKB48グループに国内6番目となる「STU48」が来夏に発足することが発表された。STUは瀬戸内(せとうち)のローマ字を略した名称。瀬戸内海に面する7県(山口、広島、岡山、兵庫、徳島、香川、愛媛)が拠点になり、グループで初めて船上劇場で公演する。

 関係者によれば、動力のない曳航(えいこう)船に劇場をつくる。その“劇場船”を他の船で引っ張り7県を移動しながら公演する。新グループの運営に興味を示していた企業から運営側に「瀬戸内地方でやりたい」という提案があり、水面下で準備を進めていた。1期生のメンバーオーディションも船上で行うという。

 発表を受け、横山由依総監督(23)は「まだ謎なことが多いけれど、新しい試みが始まるんですね」と話した。

 AKBグループは結成10年が過ぎ、都市圏から地方への進出が目立つようになった。その皮切りが新潟市を拠点とするNGT48で、今年1月に市内の専用劇場で公演をスタート。自治体や地元企業・団体は地方創生や全国への情報発信でAKBグループのブランド力を活用している。瀬戸内地方はプロ野球広島カープが25年ぶりにリーグ制覇して活気づいており“瀬戸内48”がさらなる地域活性化に一役買いそうだ。

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2016年10月11日のニュース