竹原慎二氏 広島Vをがん治療の励みに「それまでは生きる、と」

[ 2016年9月11日 07:13 ]

竹原慎二

広島25年ぶり優勝に鯉党喜び

 広島出身でボクシング元WBA世界ミドル級王者の竹原慎二氏(44)は「夢がひとつかないました」と声を弾ませた。30年以上にわたって熱烈なカープ党。冬の時代が長く続き、歯がゆい思いをしたことも多かったが、今年は緒方監督の手腕を絶賛。「若い選手の実力を信じ切っていた。選手を信じる、というのはボクシングにも通じるところもありましたね」と自身の選手育成にも重ね合わせた。

 2年前に膀胱(ぼうこう)がんを患った。手術・抗がん剤治療を経て現在も経過観察中だ。「目標を設定してそれまでは生きる、と頑張ってきた。カープの優勝もその一つでした」と治療の励みにしたことも明かした。

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2016年9月11日のニュース