元人気力士が夢中になった6歳年上の女性は、バツイチ子持ちだった

[ 2016年8月23日 22:25 ]

舞の海さん

 元小結で相撲解説者の舞の海秀平さんが23日、「解決!ナイナイアンサー」(後9・00)に出演。バツイチ子持ちの女性に一目ぼれした過去と結婚のいきさつについて語った。

 出会いは、大相撲九州場所で訪れていた福岡。舞の海さんの一目ぼれだった。「彼女、夜の仕事をしていたんです。僕としては、“アフター”に彼女を連れ出したいわけですよ。でも、一目散に帰ってしまう。お子さんがいたんです」。6歳年上の彼女には、6歳と4歳の子供がいた。「彼女が子育てをしていることを知って、それで、さらに好きになってしまって」猛アタック。20代の人気力士と、30代バツイチ子持ち女性との遠距離恋愛が始まった。

 順調な交際とはいえなかった。子供が苦手だった舞の海さんは、彼女の子供たちと上手くコミュニケーションが取れず、初対面の頃は「初めて会った犬と犬みたいでした」と苦笑する。また、舞の海さんの母親も結婚に反対していた。「このままでは埒があかない」と焦りを覚えた舞の海さんは、思い切った行動に出る。「全部丸め込んで、とにかくもう、大丈夫だからと言って、彼女も子供たちも東京に呼び寄せてしまったんです。それで、両国でひっそりと同棲生活を始めました」。その覚悟を見た舞の海さんの父親は一言、「最後まで責任を持て」と結婚を承諾してくれたという。

 1997年、晴れて結婚。人気力士だった舞の海さんの盛大な披露宴は、日本テレビで放送もされ、視聴率は19.4パーセントを記録した。約1000人の招待客を前にしたスピーチは「今日自分は、3つの幸せを手にしました。妻と、2人の子供たちです」。この日は9月27日、上の子の誕生日でもあった。家族みんなでずっとお祝いできるようにと願いを込めたという。その上の子が初めて「お父さん」と呼んでくれた日には、洗面所に駆け込んで涙したという舞の海さん。父親として、責任を持ってこの子たちを守ろうと改めて心に誓った。

 やがて自身との間にできた子供と合わせて3人の父親となった舞の海さんは、2004年ベスト・ファーザー賞も受賞している。

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2016年8月23日のニュース