松嶋菜々子、一度は拒絶した“お姫様抱っこ” 原田泰造が「やらせてください」

[ 2016年7月14日 12:51 ]

フジテレビ系連続ドラマ「営業部長 吉良奈津子」完成披露試写会&舞台あいさつに登場した松嶋菜々子

 女優の松嶋菜々子(42)が主演するフジテレビの木曜劇場「営業部長吉良奈津子」(21日スタート、後10・00)の完成披露試写会が14日、都内の映画館で行われ、松嶋をはじめ、松田龍平(33)、DAIGO(38)、原田泰造(46)ら出演者が舞台あいさつに立った。

 松嶋はフジテレビ「救急病棟24時第5シリーズ」(2013年7月)以来3年ぶりの連続ドラマ主演。ドラマは広告代理店の元売れっ子クリエーティブディレクター主人公・吉良奈津子(松嶋)が40歳を手前にして結婚、出産を経て、3年ぶりに仕事復帰したものの、営業開発部へ異動となり、部長として次々と勃発する問題と向き合いながら、仕事と家庭を両立させるために奮闘する姿を描く。「昼顔」が流行語になった「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(14年、フジ)の井上由美子さんが脚本を担当する。

 松嶋は自身も女優と子育てを両立する立場ということもあり、「等身大で一生懸命演じていきたい。実生活でも両方頑張ろうと思っているので、家庭と仕事場での切り替えとか、うまく画面に出せれば」と意気込み。自身の普段の家庭と仕事の切り替えはどうしている?との質問には「車の中への移動の時間。スタジオへ向かう時間、役のメークをして、役の衣装を着るのが自然なスイッチですね」と話した。

 そんな松嶋演じる奈津子の夫・浩太郎を演じる原田は松嶋との初共演に“ニヤニヤ”が止まらないようで、「うれしいっすね。ずっとうれしさが続いています」と笑顔を見せた。そんな2人の出会いのシーンが撮影初日だったといい、熱中症で倒れた奈津子を浩太郎をお姫様抱っこして助けるというもの。松嶋は「この歳でやっていただけるなんて。本当にびっくりした」と照れ笑い。お姫様抱っこは現場で決まったといい、原田は「現場で決まった時に奈津子さんが結構です!って(断った)。でも、僕がやらせてくださいって。(できて)良かったです、ありがとうございます」とエピソードを明かし、笑わせた。

 イベントには、石丸幹二(50)、伊藤歩(36)、板尾創路(52)も出席した。

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