キャッツ会場にスポニチ“登場” 話題のご当地ゴミ、小道具さん特製

[ 2016年7月14日 07:20 ]

大阪四季劇場で行われたキャッツの公開舞台稽古

 16日から大阪・梅田の四季劇場でロングラン上演されるミュージカル「キャッツ」の公開稽古が13日、同劇場で行われた。

 都会のゴミ捨て場で人間に頼らず、たくましく生き抜くネコたちの姿を描く大ヒットミュージカル。この日は出演者の家族らを招き本番さながらに熱のこもったナンバーとダンスを披露した。

 同ミュージカルのもう一つの見せ場は劇場全体をセットに見立てた“ゴミの山”。大阪はもちろん、横浜、札幌と“ご当地ゴミ”が組み込まれているのが毎回話題になるが、何と今回はたこ焼き器、551蓬莱の豚まんの空き箱などに加え、阪神タイガースの金本知憲監督の大見出し「金本優勝の招き猫」が躍る本紙大阪本社版1面(昨年11月17日付)も登場。「キャッツ」が13年ぶりに大阪で上演されるニュースとともに、金本監督への期待を込めた紙面だった。

 小道具担当者によると、当日の紙面を約3倍の大きさに引き伸ばして特殊機器でプリントアウトし、くしゃくしゃにしたり、シミを付けたりして“ゴミ”に仕上げた。他にタイガースのマグカップや、通天閣のクラフトペーパーも客席左右の壁面などに貼り付けた大規模な劇場セット。ミュージカル本編とともに注目を集めそうだ。

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