高島礼子 最後まで離婚の2文字を口にしなかった「女」の思い

[ 2016年7月1日 07:45 ]

会見を行う高島礼子

記者の目

 涙ながらに謝罪し、夫・高知東生容疑者(51)の行為を断じた高島礼子(51)。周囲からも「もう別れるべき。十分尽くしたし、こんな裏切り方をされてまで支えていく必要なんてない」と言われている中、それでも最後まで「別れる」という言葉は出なかった。それどころか離婚の質問をしても、あえて「離婚」の2文字を避け「その決断は…」と言葉を変え、自分からは決して使いたくないように見えた。

 相次ぐ有名人の覚醒剤事件。歌手のASKA、プロ野球の清原和博元選手と同様、そこにはオンナの存在があった。闘病中の父親が結婚前に忠告していた通りのことが起きたにもかかわらず、高島は「彼が更生して人生をやり直していくか見極めたい。父には内緒にしている」と語った。

 夫婦と親しい人は「礼子ちゃんは女として優しすぎる。アイツに何度痛い目に遭っても“私がいなきゃ”となっちゃう」。ドラマにCM。自身の仕事に与えた影響は大きい。それでも、夫の罪以上に「夫の更生」に目が行く。離婚しても“見守る”ことはできるという判断を周囲は求めている。

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2016年7月1日のニュース