Toshl 洗脳解けたのは自己破産のおかげ「段々気づいた」

[ 2016年6月17日 21:05 ]

Toshi

 ロックバンド「X JAPAN」のボーカル・Toshl(50)が17日に放送されたフジテレビ「ダウンタウンなう」(金曜後7・57)に出演、同バンドの伝説や洗脳騒動の真相を赤裸々に語った。

 人気企画「本音でハシゴ酒」第22弾のゲストとして登場。幼なじみのYOSHIKIとX JAPANを結成し、熱狂的な人気を誇ったがToshlが自己啓発セミナーに洗脳されてしまったことで97年にバンドは解散してしまった。松本人志(52)も“洗脳騒動”には「ちゃんと話したことないからね、聞いてみたい」と興味津々。

 妻の紹介をきっかけにはまりこんだ自己啓発セミナーに、総額で約15億円を上納。入会時に有り金を渡したうえ、その後もセミナーのためにどさ回りをして稼いでいた。07年にX JAPANが再結成を果たしたものの、この時はまだ洗脳中でセミナーからの指示を受けて再結成に応じたことも明かした。

 10年に自己破産、離婚をしセミナーを脱退。洗脳を解くことができたのは、自己破産に伴う裁判のおかげだったという。「逃げ出しても(洗脳が)解けるというのは難しい。心の中では100%じゃない」とセミナーから離れるだけで足りず、「自己破産するために裁判をしなくてはいけなくて、過去のことを陳述書で書くじゃないですか。そうするうちに自分で段々気づいていく。パソコン投げたり机ひっくり返したり、フラッシュバックが起こって。精神的にぐちゃぐちゃになって(10年以降)1~2年は大変だったんですけど」と振り返った。

 「日本ホテル協会のブラックリスト入り」など、多くのX JAPAN伝説の真相も明かされた。メンバーで1998年に死去したhideさん(享年33)が「酔っぱらうとだいたい消火器をまく」、Yoshikiがラジオの生放送中に火を吹くなどの仰天行動をしていたこともToshlは激白した。

 トレードマークでもあるサングラスは「坂上さん譲りです」と意外過ぎる“ルーツ”を打ち明ける場面もあり、数々のレア情報が語られた。

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2016年6月17日のニュース