冨田勲さん死去に追悼続々、矢野顕子「なんということでしょう」

[ 2016年5月8日 18:18 ]

冨田勲氏

 作曲家でシンセサイザーアーティストの冨田勲(とみた・いさお)氏が5日午後2時51分、慢性心不全のため死去した。84歳だった。

 音楽関係者ほか各界から追悼の声が寄せられた。ツイッターにはシンガー・ソングライターの矢野顕子(61)は「なんということでしょう。この夏にはご挨拶に伺おうと、飢餓海峡のビデオを観ながら思っていた矢先でした。あーなんか混乱、脳内と心が」とつづり、音楽家の高橋幸宏(63)は「心からご冥福をお祈りいたします」とコメントした。
 バンド・東京事変の元メンバーでミュージシャンの亀田誠治(51)は「今僕たちが鳴らしている音楽の礎を作って下さいました。シンセサイザーを通じて素晴らしい作曲をされた日本が世界に誇るアーティストです。残された我々がしっかりしなければ…」と別れを惜しんだ。

 テレビ朝日の音楽番組「題名のない音楽会」の公式ツイッターでも「長きに渡り番組にご出演頂いただけでなく毎週の放送直後に番組の感想を、決して驕ることなく音楽界に従事する同士として叱咤激励を頂いておりました」と、その死を悼んだ。

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2016年5月8日のニュース