「きみはペット」13年ぶりドラマ化!入山法子&志尊淳が主演

[ 2016年5月8日 08:00 ]

入山法子(右下)と志尊淳(左下)のダブル主演で13年ぶりにドラマ化される人気漫画「きみはペット」(上)(C)小川彌生/講談社

 2003年4月期に女優の小雪(39)と嵐の松本潤(32)で映像化、TBSで放送された小川彌生氏の人気漫画「きみはペット」が、13年ぶりに連続ドラマ化される。入山法子(30)志尊淳(21)がダブル主演し、フジテレビの深夜枠で放送予定(スタート日未定、全16話)。年上女性のペットになる仔犬系男子を描く先駆けとなった傑作。入山は「人間で、しかも年下の男の子を飼うのは初めてですが」と笑いながら「キュンキュンして、笑って泣ける素晴らしい作品になると思いますので、楽しみにしていてください」と張り切っている。

 原作は、2000~05年に月刊誌「Kiss」(講談社)で連載され、累計発行部数420万部を記録した小川氏の代表作。大手新聞社に勤める才色兼備のキャリアウーマン・巌谷スミレ(入山)と、ある日、家の前に転がっていたダンボールの中にいた美しい青年・合田武志(志尊)との奇妙な同居生活を描き、多くの女性を癒やした。武志は、スミレが以前飼っていた愛犬“モモ”に似ており、彼女の“ペット”になる。11年には韓国の俳優チャン・グンソク(28)主演で映画化された。

 入山はモデルとして化粧品メーカー「ちふれ」のCMで透明感あふれる美しさが反響を呼び、女優としてもNHK「祝女~shukujo~」などに出演。今回の起用に「原作は昔読んでいたので、まさかその主人公スミレちゃんのオファーが来るとは思わずビックリでした」と驚き。「バリバリのキャリアウーマンで容姿端麗なスミレちゃんとは境遇は違いますが、実は泣き虫で不器用すぎるところにとても共感しますし、ペットを飼っている点は一緒です」と役との共通点を見いだす。

 実写化のたびに“モモ”のキャスティングが話題になるが、今回は「烈車戦隊トッキュウジャー」「表参道高校合唱部!」「5→9~私に恋したお坊さん~」などで人気急上昇中の志尊が抜擢された。

 「これまでの映像化も見ていたので、出演が決定した時はとても驚きました。自分が“モモ”を演じられるとは思ってなかったので、あらためて原作やドラマ、映画を見直して日々研究しています」と役作りに余念がない。「モモの内側に秘めている思い、ペットでいる時のかわいらしさ、ダンスに対して持つ情熱など、繊細な気持ちの部分をしっかり演じられたらと思います。視聴者の皆さまに『こんなペットを私も飼いたい!』と思っていただけるように頑張ります。ぜひ楽しみにしていてください」と意気込んでいる。

  ほかの配役は、スミレのあこがれの先輩・蓮實滋人役に竹財輝之助(36)、蓮實をめぐってスミレと恋のライバルとなる悪女OL・福島紫織役に柳ゆり菜(22)、スミレの親友・白妙ユリ役に野呂佳代(32)、モモに思いを寄せる小悪魔的美少女・澁澤ルミ役に志田友美(19)。

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