橋下徹氏“共演NG”は森永卓郎氏!対談相手として格下だった?

[ 2016年5月8日 21:39 ]

橋下徹氏

 昨年12月に政界を引退した前大阪市長の橋下徹氏(46)が、8日放送の日本テレビ「行列のできる法律相談所」(日曜後9・00)に8年ぶりに出演。大阪市長時代にテレビ番組で大バトルを繰り広げ“共演NG”と噂されていた経済評論家の森永卓郎氏(58)と5年ぶりに対面した。

 “事件”が起こったのは5年前、森永氏がレギュラーを務めていた番組に、当時、大阪市長だった橋下氏が中継出演。政策について討論が行われた。

 森永氏は「橋下市長の政策自体は正しいことが多いですが、暴力的な政策の進め方には疑問があります」と先制パンチ。しかし、橋下氏から「現場の実態が全く分かっていない。暴力的なやり方がダメだと言いますが、話し合いだけじゃ無理。バカコメンテーターの井戸端会議とは違う」と一蹴され「大阪の副市長のポストを用意しますから、自分でやってみてください」と言われた。

 生放送だったため、森永氏に反論の時間がなく、一方的に攻められて番組は終了。放送はインターネット上で話題になり「バカコメンテーター」のレッテルを張られた。

 この日、5年ぶりに直接対決。“共演NG”と言ったことはないという橋下氏に対し、森永氏はテレビ討論で完敗した後、リベンジのため複数の雑誌を通じて橋下氏との対談を申し込んだが、すべて断られたと明かした。

 橋下氏は「申し訳ないですが、森永さんは僕の対談相手として格が下だったんです」と冗談を言いながら「それはウソで。当時、雑誌の対談はすべて断っていたんです。時間的な余裕がなかったので」と説明。5年前、森永氏に反論の時間を与えなかったのは「ずっと生放送のコメンテーターをやっていましたから、目いっぱい自分でしゃべって、森永さんのところは切ってやろう」という作戦だった。

 それでも、最後は「でも、ぜひ(討論を)やりましょうよ」と森永氏と握手し“和解”した。

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2016年5月8日のニュース