寺尾聰も大絶賛!ディーン“神対応”で大阪のオバチャン黙らせた

[ 2016年4月14日 06:50 ]

寺尾聡(右)は主演のディーン・フジオカ(中央)をべた褒め。左はヒロイン役の久保田紗友

 俳優のディーン・フジオカ(35)が13日、NHK大阪放送局で国内初となる主演ドラマ「喧噪の街、静かな海」(放送日未定)の取材会を行った。

 2日に放送を終えた大阪放送局制作の連続テレビ小説「あさが来た」では五代友厚役で大ブレークしたが、撮影は昨年12月で終わっており、約4カ月ぶりの“大阪凱旋”。今作では今月上旬から大正区を中心に大阪市内各所の下町などでロケを行っており、「大阪には育ててもらった、という思いもあって戻ってこられて凄くうれしいです。人柄とか、歴史とか、大阪をドンドン好きになっていく」とコメント。ファンが聞いたら涙をこぼしそうな紳士的な言葉を並べた。

 関係者によると、極秘にしていたにもかかわらず、ロケ先にファンが集結したことがあったという。建物の2階での撮影だったため1階にファンが陣取ったが、ディーンが2階の窓から顔を出して手を振り、「撮影中は静かにお願いします」と爽やかな笑顔で懇願。この“神対応”で、大阪のオバチャンをも黙らせたという。

 同作は、生まれた直後に離れ離れになった精神科医の父親をカメラマンとなった青年(ディーン)が素性を隠して尋ね、それぞれが人生を生き直そうとする物語。父親役の寺尾聰(68)は、「30代に入ってからこんなふうにズン!と出てくる俳優もなかなかいないんで。朝ドラを(毎日)見ていた時は繊細な感じに見えたけど、精神的にも体力的にも骨太。すっごい俳優になってくると思う」と“息子”をべた褒めだった。

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2016年4月14日のニュース