SMAP笑顔戻った!スマスマ収録 草なぎギター“不協和音”に爆笑

[ 2016年1月22日 04:00 ]

 グループ存続を表明したSMAPが21日、都内のスタジオでフジテレビ「SMAP×SMAP」の収録を行った。5人が顔を合わせるのは、18日の同番組の緊急生放送で謝罪して以来。歌とトークなどを収録し、謝罪時に涙をこらえていた香取慎吾(38)にも笑顔が戻った。香取はジャニーズ事務所を退社する女性マネジャー(58)の“秘蔵っ子中の秘蔵っ子”と言われ、別れに最も心を痛めていた。5人での仕事を重ねていけば、SMAP全員の心は必ず一つになる。

 21日午後2時前に始まった収録は、約5時間後に終了。スタジオを出る時にはメンバーそれぞれがスタッフに対して「お疲れさまでした」。そこには普段と変わりないSMAPがいた。番組は再出発にふさわしく、新企画の収録でスタートした。メンバー1人が選んだ曲を5人全員で歌うコーナーで、1回目はサザンオールスターズの名曲「涙のキッス」。解散せずに38年間活動を続けているサザンの曲で声をそろえた。

 選曲したのは、SMAP再生のキーマンとして期待される草なぎ剛(41)。最近も草なぎが楽屋で弾く“下手っぴ”ギターが、5人全員で笑う機会をつくり出していたことはスポニチ本紙が21日付で報じた通り。この日も潤滑油の役目を果たした。

 リハーサルで意気揚々と演奏を始めたが、♪ポロロ~ンと弾いた音が変。チューニングがズレていたのだ。スタジオは笑いに包まれ、番組関係者も「空気を和ませるのは、やはり草なぎさんのギターでしたね」と笑った。

 香取も思わず笑った。18日の謝罪では、うつむいて涙をこらえ、言葉に詰まるような場面があった。無理もない。独立工作を主導した女性マネジャーが、最も可愛がったのが香取。11歳でSMAPメンバーとなった香取にとって、芸能界での母親代わりだった。

 吹っ切るにはまだ時間はかかるが、少しだけ笑えるようになった香取のように、全員が心から笑える日も、そう遠くないはずだ。

 これまでほかのグループと距離を置くスタイルで、事務所の中では孤高の存在だったSMAPのメンバー。組織が一本化されたことで距離も縮まり、後輩から電話やメールで連絡が数多く来ている。今後はNHK紅白歌合戦など本当に特別な舞台でしか実現してこなかったTOKIOや嵐などと共演することになる。

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2016年1月22日のニュース